ARJ Magazin Vol.012「社会人からの再挑戦。もう1度プロを目指す」

【名前】山本 和弥
【経歴】F藤井学園寒川高等学校→国士舘大学→フォルテFC→FC.AWJ
実績】第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会3位、インディペンデンスリーグ全国2位

-サッカーを始めたきっかけを教えてください。


小学生の頃、父がコーチをしているサッカーチームの友達に「遊び感覚でいいから一緒に入らない?」と誘われて入り、とても楽しかったのがきっかけです。

プロを目指し始めたのはいつ頃ですか?

始めてから数年は楽しいという感情が強かったです。

しかし、小学校の卒業式で夢を話すときに「サッカー選手になりたい」と言っていたので、

小学校高学年のころにはプロになりたいと思っていたと思います。

大学までサッカーにおいて何を意識していましたか?

プロで活躍するという一番大きな目標がありました。

なので、その目標から逆算をして、今何をすべきかを考えて行動することを意識していました。

また、大きな目標を持ちながらも、一つ一つの目標を達成していけば、自ずと大きな目標も達成できるという考えでやっていました。

社会人サッカーの魅力は何ですか?


魅力は、地域の方々との交流が多いことだと思います。

ファン、サポーターの方と試合以外でもイベントなどでたくさん関わる機会が作れるというところです。

そしてその交流を通して、ファン、サポーターに愛されるチーム作りができるというのが社会人サッカーを始めて強く感じているところです。

また、地域との交流によって、試合の時に会場で演奏をしてくださる方やブースを出してくださる方などが増えました。

大学卒業後に期間をあけて社会人サッカーを始めたのはなぜですか?

もともとやめるつもりはなく、練習参加の誘いもありました。

しかし、自分の実力に自信がなく、チャレンジすることなくその時は諦めてしまいました。

そして、頭をリセットさせることと、お金をためてチームを探すことを目的に一度地元に帰り2年間は働きました。

そして、今の社会人チームに行くことになりました。

社会人サッカーで苦労したことはありますか?

ほとんどの社会人リーガーはサッカーと仕事をしています。

そこで、どうしても時間が削られてしまい、コンディション調整をするのがとても難しいですし、とても苦労しました。


最初は時間がないを言い訳にしていましたが、今では自ら時間を生み出し、その時間をコンディション調整にあてられているのでこれからも続けていきたいです。

変えなかったところはありますか?

大学を卒業して2年間はサッカーをしていなかったため、ブランクがあるのは分かっていました。

しかし、やり続けたら絶対に花が咲くときが来ると信じてここまでやってきました。

また、不満もありましたが監督をはじめとするいろんな人に感謝しながらやってきました。

これからについて

ー今後のキャリアについて教えてください

大きな目標としてプロサッカー選手になり、活躍するというのがあります。

そのため、仕事をするということはあまり考えておらず、プロで活躍することを重点において成長していきたいと思っています。

しかし、サッカー選手にも寿命があるので、セカンドキャリアについても考えておく必要があります。

そこで、僕は「誰かを幸せにする、誰かに良い影響を与えられる仕事をしたい」と考えています。

そのためには、まずは自分が変わり、幸せにならないと他の人も変えられないと思っています。

なので、サッカーをやめた後も周りに良い影響を与え続けられることがしたいです。

ー最後にアスリート、体育会学生にメッセージをお願い致します

無駄な日は1日もないと思うので、1日1日を大切にしてほしいです。

また、「理不尽」なこともあると思いますが、それを「感謝」という捉え方に変えていけば、良い結果につながると思います。

なのでそういうところを意識して成長してほしいと思います。

ー本日はありがとうございました。

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