Vol.017「自分にとってArxcsとは」

【名前】天野 寛人
【経歴】ガンバ大阪ユース

大阪産業大学体育会サッカー部

自分にとってArxcsとは
私がArxcsに入ったきっかけは、サッカーというものがなくなった時に自分の価値がなくなることに対して不安や恐怖を感じたからです。小学生から始めたサッカーも、気づけば大学まで10年以上続けてきました。

もちろん、プロになりたいという目標を持って本気でやってきました。が、皆さんも分かる通りスポーツの世界でプロや1流と呼ばれる人になるのはほんの少し。ほとんどの人がどこかのタイミングで引退を決意します。まさに今の自分のように。

プロの選手が直面する1番の問題は引退後のキャリアだとよく聞きます。なぜそうなるのか。その答えは、Arxcsに入って学んだ、人生設計ができなかったからだと考えています。

プロになることをゴールにすると、実際に叶えた時にその後のビジョンがなくなり、途方に暮れてしまいます。多分、僕がプロになっても同じような状況になったと思います。自分はどんな人生を歩みたいのか?30代、40代にはどうなっていたいのか。Arxcsでは何回も問われます。

ただ、私自身もまだ人生設計をできているわけではなく、なんとなくしかビジョンを描けていないのが事実です。物事を長期的に考えるのは難しく、人間は短期的なことやその瞬間のことに目が眩んでしまうものです。

だからこそ、私はArxcsに入ってよかったと実感しています。なぜなら、Arxcsに出会わなければ、ビジョンを描いたり、自分の人生を深く考えることなんてなかったと思うからです。今考えると恐ろしい。きっと、何も考えずとりあえず就職して、とりあえずお金をもらって、とりあえず生活して。そんな人になっていたと思います。

代表である杉山さんに共感している部分があります。それは、体育会学生がもっと輝ける社会をつくること。一言一句合っているわけではないですが、杉山さんのブログを読んだときに心に響きました。自分のスポーツに対して燃やしてきた気持ち、やりがいを社会に向けることができれば、世の中はきっと良くなります。

これは自分自身にも照らし合わせたうえでの考えです。私はサッカー選手とは違う形で社会に貢献したいと考えています。今までサッカーにぶつけてきた情熱や思いを、今度は社会の為に、そして周りの人たちのためにぶつけたいです。こんな考えができるようになったのは紛れもなくArxcsに出会ったおかげです。この気持ちをたくさんの人に共有したいと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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