Arxcs Magazine Vol.135「互いに刺激し合い目標達成へ」

【名前】辻 颯人
【経歴】ジュビロ磐田u18→桃山学院大学

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

元々はジュニアユースからトップに昇格したいと思っていたのですが、そのプランは上手くいきませんでした。

そのときに周りの先輩たちからの助言をもらったことをきっかけに、大学サッカーを経由してプロになろうと考えました。

-阪南大学を選んだ経緯を教えてください。

元々関東の大学にいく予定だったのですが、ちょうど大学の練習参加が行われるような時期に大きな怪我をしてしまって、関東の大学にいくことはできませんでした。

その後、怪我が治ってから行われた試合にちょうど桃山学院大学のスカウトの方が見にきていて声をかけてもらったので、桃山に進学することに決めました。

桃山に拾ってもらったという感じですね。

本人提供

大学サッカーについて

ー入学してからのギャップはありましたか?

入部前は大学サッカーでプレーをする選手たちはみんな意識が高くて全員がプロを目指すような環境なのかなと思っていたのですが、実際に入部するとサッカーに対するモチベーションはみんなそれぞれで、組織のなかで熱量の差がかなり大きくあるなと感じました。

ーギャップを通して意識したことを教えてください。

目指している目標がそれぞれ違うからこそ、同じような目標を持っている選手と一緒に活動することを意識していました。

-入部して成長を感じたことを教えてください。

ユースにいたときは周りに引っ張ってもらうことが多かったけど、大学サッカーに来てからは自分が引っ張る立場になることが多くなりました。そのためプレーだけではなくて私生活の過ごし方の部分から変わる必要があると感じて意識的に取り組むようになりました。

大学生になって一人暮らしが始まってから生活の自由度が高校の頃と比べて高くなりましたが、そういう時間を遊びにいったりするのではなく、自己管理に注意を向けるようになった点は非常に成長できた部分だと感じています。

-学年リーダーをしていて意識していることはありますか?

学年リーダーになり、意識の差が大きいかなと思っていて、トップと下のカテゴリーでギャップがすごく大きいと感じています。

そこでそれぞれ違うベクトルを向いていて、一緒に練習していても上手くならないなと思っています。

学年リーダーになってから意識していることは、カテゴリー関係なくいろんな選手とコミュニケーションを取ることです。

学年リーダーとして組織をまとめる立場になってから、個人間の意識の差が大きくあると感じていて、それぞれが違うベクトルを向いていながら一緒の組織として活動することは本当に難しいなと感じています。

-大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

大学サッカーにはいろんな人がいる分、いろんな考え方やいろんな経験があって、いろんな人と関わりながらサッカーができる所が魅力だと思います。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。

一番はジュビロに帰ることですが、そこがダメでもサッカーは続けていきたいのでそこを目指しています。

ー最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

僕はいまプロを目指してサッカーをしていて、同世代でプロに内定している選手や日々頑張っている選手をSNS等を通じて見ていてすごく刺激をもらっています。

なので一緒に刺激を与え合いながら切磋琢磨して頑張っていけたらなと思います。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年7月7日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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