Arxcs Magazine Vol.121 「上のレベルで戦うために変化する」

【名前】林 莞大
【経歴】米子北高校サッカー部→桃山学院大学体育会サッカー部

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

高校の時に、高卒プロは無理だなと感じていました。

フィジカルなども足りなかったので、大学4年間で鍛えてプロになろうと思い大学へ行く事にしました。


-桃山学院大学に進学した経緯を教えてください。

最初は関東の大学に行くか、関西にするか迷っていました。

関西に行くなら1部リーグで戦っている大学を志望していて、声をかけてもらっている中では桃山学院が強いと感じました。

動画などをみても結構強かったので、それなら自分も関西で活躍できるのではないかと思い、レベルの高い場所でやりたいと考えていたので進学を決めました。

本人提供

大学サッカーについて

ー入学してからのギャップはありましたか?

高校サッカーと大学サッカーのスピード感は全然違うと感じました。最初はスピード感についていけなくて、大丈夫かなと思ったりもしました。

-不安もあった中で自分が変わったと思う瞬間はありますか?

入部してから月日を重ねていくごとに、自分のプレースタイルに自信を持てるようになり、試合に出続けられるようになったことが大きかったと思います。

-入部して成長を感じたことを教えてください。

フィジカルの面や、考えてサッカーをするという部分では、高校の時よりも成長したと思います。

-考えるようになったきっかけはありますか?

大学に入り、ボランチの選手はみんな上手くて、自分は走れるだけでは戦えないと思いました。

考えてサッカーをしないと難しいなと感じるようになりました。コーチからも常に考えながらサッカーをしろとも言われるので、その影響もあり考えながらサッカーをするようになりました。


-具体的にはどんなことを考えてプレーしていますか?

例えば、味方がここに動いたらスペースが空くから自分が動くや、相手がこう来たからそれに合わせて動くという基本的な部分です。

高校の時は何も考えずサッカーをしていて、基礎のところから考えないと上のレベルでは通用しないと思い、徐々に積み重ねていきました。

-役職について。

1年の後期に幹部に入り、学年リーダーをやり始めました。

-学年リーダーをしていて難しいことはありますか?

僕たちの代が個性的で、考え方がバラバラな分まとめるのはとても難しいです。

高校と違い、やれと言われたことをやるというわけではなく、大学では色々な考えがあり方向性が違うので、そのような選手たちをまとめる事に苦労しています。

-大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

色々な人と関われるのが大学サッカーの強みだと思います。

大学に入り色々な考えを持った人がいる中で、その考えをまとめたり、自分の考えをどのように人に伝えるかにチャレンジできる所が魅力だと思います。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。


大学卒業後はプロになることが目標です。

小さい頃から目指してきたプロサッカー選手というキャリアを経験したいです。

-今シーズンの目標を教えてください。

関西選手権で関西王者になることと、自分たちの代で関西1部リーグで活躍したい思いがあります。

なので、関西リーグ1部残留、もしくは上位を狙えるチームにすることや、自分自身も1年間を通して怪我をせず、スタメンでフル出場できるようにしたいと思います。

-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

スポーツをしている人たちと、やっていない人たちでは、スポーツをしている人たちの方が時間が制限されると思います。

なので、その時間を上手く自分に使えるかが将来につながると思うので、自分自身で時間を上手く使って欲しいと思います。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年6月21日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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