【名前】青木 俊輔
【経歴】東福岡高校→法政大学
【実績】u16.17日本代表・高校選抜
高校時代について
-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。
高卒でプロに行くと決めていていましたが、自分が思っているレベルに到達していないと感じていました。
プロからの声もかかっていましたが、強豪の大学から複数オファーが届いていました。
そんな中で、家族や指導者から大学進学を勧められ、自分の中でも大学でレベルアップしてプロに行くという考えになり大学サッカーを選びましたね。
ー法政大学に進んだ経緯を教えてください。
東福岡で一緒だった先輩が法政大学に進学し、その先輩が試合を何度も観に来てくれていました。高校2年生の時に「法政大学に来ないか」というお話をいただいて、高校3年生の時に大学どこに行くかとなった際に最初に出てきたのが法政大学でした。また、法政大学といえば上田綺世選手の存在が大きく、上田選手は大学の時に代表に呼ばれたりして自分の理想の選手だったことも法政大学を選んだ1つの理由ですね。
大学サッカーについて
ー入学してからのギャップはありましたか?
大学に入学してからは、自分のレベルを思い知らされましたね。
思っている以上に自分のプレーができなかったり、試合にも出れませんでした。自分の中では、入学してからトップチームでバリバリレギュラーで出る思いでしたが、そこまでの活躍ができませんでしたし、フィジカル面や守備面でまだまだ力不足だなと感じさせられました。
-入部して成長を感じたことを教えてください。
成長というか、自分の特徴・武器が明確になったと思っています。
大学に来て自分のストロングポイントや勝負する場面がはっきりとわかったので、これからさらに自分の強みを伸ばしていこうと思っています。
ー法政大学でやる難しさ、関東1部リーグでやる難しさはありますか?
高校の時はサイドからの攻撃が主体でしたが、法政大学では相手に応じてサッカーをやっていくので最初は自分の特徴を出すのが難しかったですね。
また、状況に応じて自分の力を出すこと・ポジショニングや役割を覚えることに最初苦労しました。
関東1部リーグにはいろんなチームがある中で、毎週その相手に応じたサッカーをすることが難しいと思っています。
ー法政大学サッカー部のストロングポイントを教えてください。
その年によって強さは変わってくると思いますが、昨年は粘りがストロングポイントだったと思っています。
難しい試合であっても最後の最後で勝ちきれたり、運動量や球際の部分が粘り強さに繋がっていると思います。
その強さを当たり前のことであっても徹底的にする「凡事徹底」をチームスローガンに掲げていたこともあってそれをしっかりとできたことが良かったと感じています。
ー大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。
高校サッカーと比較すると、フィジカル面・人間的成長ができる場所が大学サッカーの魅力だと思います。
大学では1人の人間として学べることも多いですし、試合の強度も高くサッカー能力も成長できます。今のJリーグでは大卒プロで活躍している選手もたくさんいますし、大学は成長できる場所だと感じています。
これからについて
-今後のキャリアについて教えてください。
プロサッカー選手を目指してやっています。
そのためにも今年は「結果にこだわる」ことを目標にしています。
具体的には、得点・アシスト数を伸ばし公式戦で2桁得点を達成したいです。その結果、プロに内定してもらえればと考えています。
-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。
それぞれ目指している場所や夢は違うと思いますが、目指している場所があるのであれば自分のやっていることを信じてブレずにやり続けることが大事だと思います。
自分に打ち勝ち続け、夢を諦めずに一緒に頑張り続けましょう!
ー本日はありがとうございました。
(この記事は2022年2月28日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)