【名前】竹内崇人
【経歴】サンフレッチェ広島FCユース→筑波大学蹴球部
高校時代について
-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。
僕自身、高校での3年間はプロを目指してサッカーをやっていました。
結果的にはトップに上がれず、当時大学行くならレベルの高い関東に行こうと考えました。
関東一部の大学を志望していた中で、筑波大学蹴球部からOKをもらえたので筑波大学に進学することを決断しました。
-他の大学に行く選択肢はありましたか?
あまり選択肢はありませんでした。
理由はコロナの影響もあり、夏の時期は試合ができずに誰からもプレーを見てもらえませんでした。
また、練習参加も行きづらい状況でした。
その中でも、筑波大学蹴球部は自分のプレーを見てくれていて、そこで自分のプレーを評価してもらえました。
他の大学に練習参加は行くことができず、必然的に筑波大学だけでしたね。
-筑波大学を選んだ決め手は何ですか?
関東一部に所属していて、多くのプロ選手を毎年輩出していることが一番の決め手です。
さらには、大学とグラウンドと住んでる場所が全てが近くて、サッカーに集中できる環境が揃っていると感じました。
また勉強面でも、スポーツの領域においては高いレベルのことを学べるので、そこがいいと感じて選びました。
大学サッカーについて
-入学してからのギャップはありましたか?
とてもありましたね。
1つは練習時間です。
長くてもチームの練習は90分で終わります。
短いときは1時間で終わりますし、それより短い日もあります。
サンフレユースでは練習量も多くて、それが3年間当たり前だったので、筑波に来てから練習の量でいうとギャップを物凄く感じました。
-入部して成長を感じたことはありますか?
身体的な部分が一番成長したと思います。
ユースでは重りを使っての筋トレではなくて、体感とか自重でのトレーニングを主に行ってきました。
大学に来て、筋トレの勉強もしていますし、取り組んでいることが当たり前だったので、本格的に始めて体つきは変わったと思います。
そしてプレー面では、考えてプレーするようになりました。
ボールを味方が持ってるときに自分の立ち位置を工夫したり、相手を見てプレーしたり、考えながらプレーできるようになってプレーの幅が広がったと思います。
あとは、ピッチ外の部分では一人暮らしなので、自炊や生活の身の回りの部分は成長したのかなと思います。
-大学サッカーの良さ、魅力について教えてください。
そうですね。
関東一部リーグは、レベルが高いというのが魅力だと思います。
関東一部リーグで試合に出場できれば、プロのレベルとあまり変わらないと思います。
あとは、試合数も多くて、毎週のように公式戦があることは良い点です。
ユースでは試合に出れない機会もあったんですけど、大学サッカーはカテゴリーに分かれており、試合に出れる機会が多いのでそれが魅力だと感じます。
-筑波大学の活動について教えてください。
そうですね。
筑波大学には班活動というのがあります。
例えば、データ班では、試合のデータを分析したりします。
毎週、トップチームの分析を部員が積極的に行ってくれています。
他にも、フィットネス班というアップを担当する班があります。
そういうピッチ外のところで多くの部員が部のために、又は自分のために、プレー以外のところで活躍できるのは特徴だと思います。
これからについて
-今後のキャリアについて教えてください。
大学卒業後は、J1のクラブに入って一年目から試合に出て活躍することです。
そこから海外に出て、サッカー選手として活躍することが目標です。
その後は、明確なビジョンは考えていないですが、やりたいことが見つかった時のために、その幅を広げるために、今はライセンスを取ったり、教員免許を取るなど、できることをやっています。
-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。
日々成長するために努力することが大切だと思います。
サッカーではもちろんですけど、サッカーだけになってしまうと、サッカーをやめたときに価値のある人間にはなれないので、本などで勉強するなど、様々なことに挑戦することが大切だと思います。
あとは、目標に向かって自分のできることをしてほしいです。
大学生活には限りがあるので、後悔なくやり切ってほしいと思います。
そのためには、辛いこと、苦しいことはあると思いますが、全ては目標を叶えるためなので日々諦めないで頑張ってほしいと思います。
ー本日はありがとうございました。