Arxcs Magazine vol.003「滋賀を誇れる人達で溢れさせたい」

大学サッカーについて

ー関西大学サッカー部に入部した動機を教えてください。

正直、入部当初はサッカーに対する熱量が冷めてしまっていました。

もともと滋賀の野洲高校でサッカーをしていたのですが、高校でサッカーをやめようと考えていました。

ただ、監督のコネクションで関西大学のセレクションに参加することになり、合格したのでサッカーを続けようと決断しました。

なので、僕自身プロになりたいみたいなタイプではありませんでした。

ーそうだったんですね。
ーでは、4年間在籍して、大学サッカーで得れたものはありますか？

実は、一年生の頃は問題児でした。（笑）

何回も寝坊していましたし、最終的には自分から退部させて欲しいというレベルでしたね。

本当に自分のことしか考えることができない人間でした。

ただ、関大サッカー部は、何事も主体的に取り組む文化があります。

そんな僕自身が、サッカー部の環境で過ごすことで、自分の頭で考えて行動すること、人としての当たり前の部分など、人間として大きく成長できたと強く実感できています。

そして、3回生、4回生になり、プロジェクト活動などのピッチ外での活動を主体的に行うことで、特に成長することができました。

転機となった就職活動

ー話は変わりますが、いつ頃から卒業後の自分を考えるようになりましたか？

僕は3年生の夏くらいからの就活ですね。

就職活動を始めた当時は、「自分ってサッカー以外に何がしたいんだろう。」という将来への漠然とした不安がありました。

将来への不安が芽生えだしたからこそ、真剣に未来を考えるようになっていきました。

就活が僕にとってはきっかけでしたね。

ー就活をする過程で、どんな心境の変化がありましたか？

自己分析や多くの社会人の方にお会いしていく中で、自分のやりたいことが少しずつ見えてきてました。

特に、地元の滋賀を盛り上げたいという想いに気づき始めましたね。

さらに、自分の中で想いが明確になってきた頃には、ビジネスに自然と興味を持ち始めていました。

Arxcsについて

ーArxcsに入ろうと思ったきっかけを教えてください。

Arxcに出会う前から、ビジネスや起業についてのコミュニティをいくつか調べていました。

ただ、知り合いのいない環境であったり、金額面的な部分で、なかなか一歩が踏み出せない状況でした。

だから、杉山さんと出会った時は「これは行くしかないな」という感じでしたね。(笑)

ー実際にビジネスを学ぶようになって、変化は感じますか？

まずは、ビジネスの基本的な考え方であったり、お金の作り方は身についてきたと実感しています。

特に、お金はもらうものという考え方ではなく、自ら作り出していくという観点で物事が見れるようになってきたことは物凄く大きいですね。

関西大学のサッカー部にいるだけでは、絶対学べないことですし、話の合う体育会学生との出会いにも価値を感じています。

またこれからの人生で、誰と一緒にいてどんな会話をしている時が、一番楽しいのかも分かるようになってきました。

これからの挑戦について

ー大学を卒業して、これから実現したいこと、挑戦したいことなどあれば教えてもらえますか？

一番の想いは、先ほども話した通り、滋賀を盛り上げるということです。

そう思った経緯は、僕自身が滋賀出身で、近くに大阪や京都などがある中で、地元の人たちが滋賀に誇りを持つことができてないと感じたからです。

だからこそ、自分たちの街に誇りを持つことが出来ていない、若者や滋賀の人たちを変えたいと考えていますし、そんな人たちで溢れさせたいです。

そこからの逆算で、サッカークラブを滋賀で作ることや、人が集まるコワーキングスペースなど、さまざまなことに挑戦したいと考えています。

滋賀県だからこその良さがありますし、その良さを再定義させて、盛り上げていきたいです。

ー最後になりますが、学生の皆さんに伝えたいことはありますか？

夢を持つことです。

あんまり、こんなことを言うタイプではないのですが、自分が滋賀を盛り上げたいということも夢です。

ただその思いがあるから、今行動できていると思います。

サッカー選手でもそうではなくても、なんでもいいです。

何か夢や目標を見つけて、そこに向かって行動することの大切さを、特に最近感じています。

ー本日はありがとうございました。