Arxcs Magazine Vol.141「日々成長。サッカー文化を日本へ」

【名前】田村 潤
【経歴】広島市立舟入高校→広島大学

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

高校生の段階から大学でもサッカーを続けたいと思っていました。

高校2年生頃から将来は教員や指導者になりたいと思っていて、大学4年間はサッカーも頑張ろうと考えていました。

なので、教育学部を強みとしている広島大学に進学しようと思いました。

本人提供

大学サッカーについて

-1年生頃から指導者の道に進んだ経緯を教えてください。

指導者になりたいという思いは入学した時からかなり強くて、入学してから選手としてプレーすると同時に指導者の勉強もしていました。

幼馴染が指導者をしていて話した際、指導に携われる現場があるということになったのでシフトチェンジしようと思いました。

ー入学してからのギャップはありましたか?

高校の時に比べて色々な人がいて、新鮮な環境ではありました。

ただ、ギャップは特に感じませんでした。

-入部して成長を感じたことを教えてください。

選手としてはレベルの高い選手が身近にたくさんいたので、今まで体感したことがなかったような強度や技術を経験できたことが成長できた要因だと思います。

高校の時に全国の常連校にいた選手もいたので、そのような基準を知るという意味では大きく成長できたと思っています。

指導者としての成長は、自分の頭で考えることができるようになった点だと思います。選手に伝えないといけないので、今までよりサッカーへの理解やたくさんの試合を見る必要があります。

選手の時は自分だけが頑張ればいいという感じでしたが、今では選手に伝えるために工夫するようになったことが成長したと思います。

-指導者として具体的にはどんな経験をしましたか?

1番大きいことでいうと、今年の2月に指導者留学としてスペインへ2週間行ったことです。

現地のほぼ全ての年代のトレーニングやトップチームの試合を見たり、現地の指導者とサッカーについて話したことが大きな経験だったと思います。

-選手としてのサッカーを引退した理由を教えてください。

指導者をやりたいという思いが強かったので、指導できる環境が見つかったことが大きかったです。

自分の思いと指導できる環境が見つかり繋がったので、選手を退きました。

-サッカーの指導者の魅力を教えてください。

僕自身もまだ指導経験がそこまであるわけではないですが、選手と毎日トレーニングをしながら成長していく姿を見られることが魅力だと思います。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。

卒業後は高校年代で指導者をしたいと考えています。

このまま教員になりサッカーの指導者に携わりたいです。

-これから実現させたいビジョンはありますか?

育成年代に携わり、プロを輩出できるようなチームを自らが作りたいです。

スペインに行きサッカーが国や地域に文化として根付いていると強く感じたので、それを日本や、特に広島などにも僕が少しでも貢献できるようにしたいと思っています。

サッカーを途中で辞める人は多いと思いますが、選手としてだけではなくファンやトレーナー、指導者など色々な関わり方があります。そのようにサッカーが好きな人を増やせるような指導者になりたいと考えています。

ー最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

時間の使い方が大学生にとって大切になると思っています。

自分自身も妥協してしまう時がありますが、いかに自分と向き合い自分の成長に矢印を向けられるかが重要だと思います。

僕は日々成長がモットーなので、毎日成長するために時間の使い方を考えられる人であり続けたいなと思っています。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年7月20日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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